新潟市鳥屋野潟湖畔に創業した「割烹の宿 湖畔」は、昭和39年当初の平屋の建物に4階建ての本館を加え現在の湖畔が完成した。
この本館は新潟旧県庁の別館（現在の新潟市役所周辺）を移築したもので、新潟で当時としては珍しい洋風建築の旅館・宿として賑わった。
昭和39年。新潟地震のときに残念ながら崩壊してしまった湖畔の茶室。その昔、山田長政が海外渡航に使用した朱印船の帆柱だったものを使ってつくられた茶室で、現在もこの帆柱は館内に展示されている。
>>館内散策ページへ
昭和38年。鳥屋野湖のまわりは建物などの施設もあまり存在せず、緑豊かな自然に囲まれていた。
現在でもその環境は守られており、冬には白鳥が飛来することから「白鳥がみえる宿」として親しまれている。
>>周辺観光情報ページへ
;)
※右の写真にカーソルを合わせると写真が替わります。
平成元年には新館を新築したほか、現在の湖畔の魅力の一つでもある「錦鯉庭園」を造園。日本庭園が魅せる自然美で、宿泊に訪れた人にやさしさと安らぎを与える。
春は鳥屋野湖に樹齢50余年の2,000本のソメイヨシノの桜並木が湖面に映え、冬には数百羽の白鳥が飛来する。新潟の四季の表情を感じとることのできる「割烹の宿 湖畔」は新潟駅近く、新潟市中心部にある旅館・宿として新潟県内外から多くの人に親しまれている。
